
世界の王様だぞ!
思いがけないことがおこるもんだ。そういうことが続くこともある。例えばお正月にフィリップがメラニーに9000ピース以上もあるでっかいジグソーパズル Ravensburger puzzle with over 9,000 pieces をあげて、それは普通2つの部分にわけて箱詰めしてあるんだけど、フィリップは全部一緒にしちゃったんだ。どういうことになると思う?
最初は面白かった。コーラルとカールとネプチューンが一緒に住んでて、初めは手伝ってくれてたんだ。

3月半ばのパズルの出来具合
そのあとは、僕と飼い主の二人っきりになった。いっしょうけんめいやってもなかなか進まない。9000ピースのジグソーっていうのは、1000ピースの9倍難しいってわけじゃない。何時間も何時間もがんばっても、ほんのちょっとしかすすまないんだ。

6月のパズル制作
本当言うと、飼い主がいないときは僕はほとんど何もしていなかった。毎日彼女が仕事から帰っても、パズルはほとんど変わっていない。ときどきピースを床からひろって、口にくわえて飼い主に渡したりして・・・それはお手伝いにはなってたけど。

どういうこと?今日これをやったっていうの?
9月、まだまだ進んでいない。パズルを乗せてるテーブルはもともと大きなものだけど、パズルが乗っかりきるように、板を足して大きさを広げたものなんだ。それでもパズル全部の大きさには足りなくて、ある程度のピースがそろうまでは、のこりはビニール袋にほかんしておいたもんだ。

メラニー、がんばって!
11月には大体完成に近づいてきたけど、ここで飼い主はもういやになったみたいなんだ。もうパズルなんて、いやってね。僕もだけど。季節が寒くなる前に、もっと外で楽しいことをしたいし。だけど、彼女は次のお正月がくるまでになんとしても完成させなきゃ、というんだ。時間はどんどん過ぎていくし。

お手伝いしようとしてるだけだよ~
そんな彼女をみるにみかねて、ある日僕は自分でパズルを完成しようと決心した。もうそんなに残っていないし、びっくりさせてやろう、と思ったわけ。喜ぶだろうなあ、まちきれないなあ、さあ、はじめるよ。
でもそのときおもいがけなく飼い主があらわれ、おおあわてとなった。わかんないけど、最後のピースをはめこむのは自分だと決めてたんじゃないの?僕はテーブルから追い払われて、それで、その仕事からは締め出されたけど、まあ、お友達であり、監督役であるという仕事があるからね。

この手でピースをはめこむのは難しいって、わかるでしょ?
やっと完成すると、飼い主はパズルを床に移動して、よく見えるようにしてくれた。それからは上を歩いてもしかられなくなったので、やっぱり彼女は、最後のピースをはめ込む役をやりたかったんだろうね。
一番上の写真だけど、これが完成形。そんなにきれいじゃないぞ~。9000ピースのパズルを作るんだったら、カピバラのじゃなきゃね。ネズミならなんでもいいけど、カピバラが一番だよ。それならできあがったとき、そんな「きもちわるい」ものを「僕が作ったんだ」なんていわなくていいからね。

お正月、セレストとジャンボパズル

カピバラさんパズルができあがって
カピバラパズルといえば、なんと、僕の親友ベニータ (@vernbern on twitter)は、新年にカピバラさんパズルをくれたんだよ。すてきでしょ。今年はばかでかいパズルをもらわなかったから、じっくりこのパズルに取り組めたよ。
カピバラさんパズルはたった300ピースで、これくらいがちょうどいいねって、飼い主がいってた。それにカピバラだし。一月中にできちゃったよ。
ベニータはカピバラさんを二つもってて、CapとMini-Capという名前なんだ。どっちもパズルに写ってると思うけど・・・どうだろう。CapとMini-Capはとても有名で、自分のブログをもってるらしいけど、それもそうだよね。
ベニータ、すてきな贈り物をありがとう。CapとMini-Capに僕のハグをあげてね。