この週末、僕の飼い主は、なんとかしてブルーボンネットに囲まれた僕の写真を撮ろうとしたんだ。ブルーボンネットはテキサスの州花で、みんな何とかして自分たちや、子供やペットを花と一緒に写真に収めようとするのが習慣みたいになっている。ブルーボンネットは他の花がまだ咲かないうちに早々と咲くので、とても目立つんだ。僕の飼い主はこの2年間、つまり、僕が生まれてからずっと、いい写真をとるチャンスを狙っていたんだけど、ずっと日照り続きであまりブルーボンネットが咲かなかったというわけ。みんなこぞって道端にとまって(高速道路でもやってるのはちょっと危ないと思うんだけど)写真をとってる。僕はというと、幸いにも、うちの土地にブルーボンネットが咲くんだ。僕の飼い主は「フロント15(家の前にある15エーカーの土地をそう呼んでいる)」に僕を散歩に連れ出し、花の咲いているところに僕がいるところを写真に撮ろうと決めたわけ。だけど僕はうまれつきあまのじゃくなんだ。
ブルーボンネットは日当たりのいいところに咲くので、わざと木が茂ったうっそうとしたところに入り込んでいったんだ。あったかい日だったので、日陰が気持ちいいだろうということもあってね。それに、そこには我慢できないくらいおいしい草がはえてもいる。
しばらくしたところで休憩。
う~ん、ブルーボンネットはここにはないな。他のところに咲いているらしいけど、別に急ぐわけでもないしね。本当言うと、その日は全然ブルーボンネットの所に行かなかったんだ。次の日、飼い主は僕をひもで引っ張ってそこにつれていったというわけ。そうして撮ったのが一番上の写真なんだ。
実際、そこも気持ちがいいんだけど、どうして行かなかったのかな?
とにかく、気持ちよかった。土曜日に2時間、日曜日にもまた2時間の散歩、それに、カピバラにはたまらないすてきな泥水の水溜りもあるしね。
まあ、遅かれ早かれ、遊びは終わるんだけど・・・僕の場合、遅くね
クリークに浸かってはみたんだけど、水が背中まで届かなくて、背中の泥が残ったまま。というわけで、4時間の日光浴でした。土曜日の冒険のあらすじはビデオでみてね。