カピバラの眼
カピバラの世界観
カピバラは、世界を違った見方でみているよ
おそろしいワニみたいに、湿地の上をみわたしているよ
じめじめした所を、縁取りした眼と長いまつげで、
すんだ気持ちで死をみつめているよ
人間は、2-3フィートの高さから、ジープの中から沼地をみおろして、
危険なんて感じもしない、その美しさの本質から離れたところで、
他の動物の死をながめているだけ
水に浮かんだハスの下では、嗅いだり嗅がれたり、
ぐるぐる廻る流れが、弱いものと強いものをかきまぜて、
そのうち自然がより分けてくれるのを待っている
叫び!母親から引き裂かれた赤ん坊の悲鳴
喪失の悲しみ。ジープの中では驚きのため息。
だけど、それはただのカピバラ
カピバラは、世界を違った見方でみているよ
という具合に、メラニーは、カピバラのつまらない詩を書いたんだ。それで、誰だって、こんなつまらない詩くらい書けるだろうと思ったんだ。それで、またコンテストをしようってわけ。今度は詩のコンテストだよ。ルールは次の通り。
- 詩には「カピバラ」という言葉が入っている
- 詩は、100行以内
- コンテストの締め切りは、今年の9月10日
- 汚い言葉はなし。子供用であること
以上。詩は、caplinrous@gmail.com に送ってくれれば、ここに掲載します。読者の方は、前のコンテストの時みたいに右側のサイドバーを使って投票してください。詩は、英語でなくてもいいよ。詩を解説する写真があるといいかもね。
賞品もあるけど、まだ考え中。